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《MUMEI》 「なっ・・・・」 『あっ?』 「何さらすんじゃこのボケェ・・・・!!」 ちよこは、鼻フックをかまそうとした綺麗な栗色の男の顔を見るなり ピキッと、固まってしまった。 『・・・ンだよ、さっさと言えよ』 ハッ(゜ロ゜;!! その一言でようやく我に返ったちよこは、驚くぐらい綺麗な顔立ちの美少年に 「何であのデカイ家の2階 から落ちてきたの?」 マットがわりにされたのだから、落ちてきた理由を教えてくれてもいい のに栗色少年は、 『別に。』とだけ言って 何も教えては、くれなかった。 「いや、別にって『あんた、そんなん聞いてどうなんの?』 今までとは、違う心の芯から冷めた瞳で自分を 捕らえられたため、 一瞬だけ怯んだが 「理由くらい言ったってへるもんじゃないだろ?」と、少し後退りながら対抗した。 そんなちよこを見て少年は、なぜか一瞬だ悲しい顔を見せ 『アイツの機嫌を悪くさせたから・・・』 それだけ言うと少年は、 立ち上がって1回小さいため息をはいた。 『じゃあね、マヌケずら』 「はあぁ!?ヤ」 少年は、それだけ言うと あっという間にデカイ門をくぐって屋敷の中へと 消えていった。 前へ |次へ |
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