《MUMEI》

「なっ・・・・」

『あっ?』


「何さらすんじゃこのボケェ・・・・!!」
ちよこは、鼻フックをかまそうとした綺麗な栗色の男の顔を見るなり

ピキッと、固まってしまった。


『・・・ンだよ、さっさと言えよ』

ハッ(゜ロ゜;!!

その一言でようやく我に返ったちよこは、驚くぐらい綺麗な顔立ちの美少年に

「何であのデカイ家の2階
から落ちてきたの?」

マットがわりにされたのだから、落ちてきた理由を教えてくれてもいい
のに栗色少年は、

『別に。』とだけ言って
何も教えては、くれなかった。


「いや、別にって『あんた、そんなん聞いてどうなんの?』
今までとは、違う心の芯から冷めた瞳で自分を
捕らえられたため、

一瞬だけ怯んだが

「理由くらい言ったってへるもんじゃないだろ?」と、少し後退りながら対抗した。


そんなちよこを見て少年は、なぜか一瞬だ悲しい顔を見せ
『アイツの機嫌を悪くさせたから・・・』

それだけ言うと少年は、
立ち上がって1回小さいため息をはいた。

『じゃあね、マヌケずら』

「はあぁ!?ヤ」



少年は、それだけ言うと
あっという間にデカイ門をくぐって屋敷の中へと
消えていった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫