《MUMEI》
迷子の子猫チャン
「青い空、白い雲ぉ♪」

ふふん ふん ふん♪
ふ〜んふふん ふん♪

『キモいね本気で』
『なにいってんのたっチャンいつもどうりのちよこだよV』

あー聞こえない。
何も聞こえない。

『キモイキモイキモイキモ「あ゛――うっせぇえいやぁ!」

怒り狂ったちよこ。


「何なんだよアンタ等!こんな天気に遠足だぞ?どうしてテンション上がってないのォ!?」

『遠足って言ったって学校周辺の郊外学習だしぃ』
明るい茶髪の癖毛(ショートヘア)の可愛い顔をした女の子がちよこを見上げながら言った。

『てゆうか、遠足って‥‥君の頭は、まだ小学3年生か?』
透き通る声で喋る癖の無い黒髪おした綺麗な女の子がちよこを見下す。

「えっ2人とも何かつめたくね?」

ちよこは、2人を交互にみる。

『『別に、普通。』』
この時、この町から綺麗なハーモニーが響いたと言う

―−-
―−

あれから20分がたった。

『自由行動つっても、知ってる所がほとんどだから飽きるな』

サイダー片手に
愚痴をこぼしている
やや身長が高い長嶋鷹(タカ)

『あーつーいーム』
手をパタパタさせている
平均より少しばかり身長が小さい坂田悠夜(ユウヤ)

良い名前だと思うんだが悠自身は、嫌らしい。


「そんなん言っても、あと1時間30分ぐらいありまっせ」

3人は、ダラダラと
人通りが少ない細い道を歩いた。


『う〜ン‥‥‥んッ?』
いきなり悠夜が立ち止まる。

「どした?悠。」
『あの子ォ‥‥。』

悠夜が指差す方向へ
目線を移すと、
少し離れた所で自分と同じくらいの歳の可愛い男の子がウロウロと慌ていた。

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