《MUMEI》

ゾンビは跡形もなく消えたが、人や動物の死骸は残っていた。


「2人は戦いに慣れているようですね。」


綺嘉と紫吾のブレスレットが光、武器が消えた。


「あぁ、俺は何回か勳羅さんとゾンビ狩りに来たことがあるかな。」


『俺もだ、自分にあった武器を作るためにな。』


「そうなんですか。」


勳羅が
たまにいなくなるのは
こういうことか。

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