《MUMEI》
光の部屋です
 
ルールル ルルル ルールルー
(某長寿トーク番組のあのBGMをご想像下さい)

光:「コンニチハ、始まりました気まぐれ本編アシストトークショー★高遠光の部屋です。第一回目ゲストは本編主役(チッ)木下二郎さんです。ワ〜。拍手」

二郎(以下二:):「そっちが呼んでおきながら、舌打ちされたぁ……」

光:「やだな、おまけである俺と国雄の愛と肉欲フェスティバルに侵食してきたりして3Pで犯られたいのか畜生なんて微塵も思わない只の挨拶代わりの御愛嬌ですよ?まあ雑談はこれくらいにして先輩の簡単な自己紹介等お願いします。」

二:「木下二郎、11月3日文化の日生まれ、蠍座のA型、170.9センチで視力は弱め、眼鏡派です。」

光:「文化部に相応しい!先輩蠍座男なんですね(プッ)A型の人は合わせるのうまいそうですよ、だからあのウチ先輩とも……。」

二:「相応しいって何?つーか、今高遠笑ったよな?」

光:「はい次〜家族構成教えてください!」

二:「笑われた……父、母、兄の太郎に妹麻美、兄の嫁由加里との間には今年赤ちゃんが産まれる予定。
そして恋人の七生がいます。」(頬を染める)

光:「美作先輩と義理の兄弟だそうですね!羨ましい」

二:「そう。太郎兄は美作家の婿養子で、……ということは乙矢と二人同時に叔父になるのか。」

光:「両親と幼なじみの関係を教えてください。」

二:「美作家、内館家、桃井家そして俺の父親達が学生時代の友人で俺が四歳のとき家を建てる為地主である美作父に安値で土地を譲って貰い柊荘の隣に引っ越したとのこと。それからかえで以外はずっと腐れ縁。
離れている幼なじみのかえでは彼氏とラブラブだと言ってました。」

光:「付き合って来た女性遍歴を教えてください。」

二:「中学のとき一人。高二のときに超短期で一人。そして今の人が三人目。」

光:「童貞はいつ捨てましたか?」

二:「どっ……!」

光:「いつ捨てましたか?」

二:「………………ちゅ、中学くらい?」(小声)

光:「後ろは?」

二:「――――馬鹿!!」

光:「進路はどうしますか?」

二:「駄目元で国公立の英文科受けるかも……じゃなかった、受けるぞ!」

光:「将来どうしますか?」

二:「英語を活かした仕事に就きたい。出来れば強みの機械を使う事業とか。
海外に住むのが目標だから足掛かりになるようまず……大学受験だよな……。」

光:「ちゃんと考えてますねー。あははは」

二:「高遠も考えろよ、あっという間だぞ?」

光:「聞こえない。恋人の秘密何か握ってませんか?」

二:「……恋人の元カノ弟撮影の秘蔵エロ写真。」

光:「最後に恋人を手短に紹介して下さい」

二:「直情型筋肉セクシィボイス。」

光:「分かる気がする。」

二:「……内緒ね?」

光:「さあ、お別れの時間が迫って参りました。次回のゲストは直情型筋肉セクシィボイスです!」

七生:「……じろー……?」(傷心)

二:「な、七生!いつからそこに……!汗」


  暗転

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫