《MUMEI》

塁羅は扉をノックした。


「勳羅、ラルンいるか?」


するとラルンが扉を開けた。


「塁羅、どうしたんですか?」


「ケーキを作ったから、持ってきた。」


「おぉー苺とラズベリーのタルトですね。」


ラルンは宙に浮いているタルトを見た。


塁羅は軽く頷き、部屋に入った。

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