《MUMEI》

「酷いよ塁羅。」


勳羅は鼻を押さえながら言った。


「勳羅が悪い。」


塁羅は床に降りて、扉の方へ歩いて行った。


「塁羅も一緒に食べませんか?」


「いい、さっき食べたから。」


「そうですか。」


「じゃあ。」


塁羅は部屋を出て、自分の部屋に向かった。

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