《MUMEI》 「「うまそう…」」 並べられていく料理達を見ながら、俺と祐希は声を揃えて呟いた。 目の前には… 生野菜サラダ 蒸し鶏 エビチリ 青椒肉絲(チンジャオロース) 回鍋肉(ホイコーロ) 青じそ餃子 カニ炒飯(チャーハン) 麻婆(マーボー)豆腐 があった。 志穂の病室に行ったのが、夕方四時。 今は、それから二時間経っていて、丁度、夕飯時だった。 ちなみに、その間、俺と祐希の腹には、ペットボトルのお茶しか入っていなかった。 「これ、秀先輩が?」 「仕込みだけな。本当は仕上げもやりたかったけど、付き添いがあったし。 でも、味は保証するぞ」 秀先輩は得意気に笑った。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |