《MUMEI》
コンヤクシャガイル
「何をまだ隠してんだ?」

「な、無いよ、そんなもの」

目を見ると逸らした

「あるんだな?」

問い詰めると、親父はポツリポツリと喋り始めた

「・・・実は・・・お前には婚約者がいるんだ。この日本に」

「「はぁ?」」

ジェニファーと重なった

「ちょっと待て!話が唐突すぎる!」

「ちょっ待ってください。おじさんも知ってますよね?ハーネス家の掟を」

「うん、知ってるよ。涼哉がそれに当てはまっていることもね」

「だったら何でですか?」

ジェニファーは激しい剣幕で詰め寄った

「話せば長くなるんだけど・・・・・・」

何やら話し始めた

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫