《MUMEI》

ある日のこと。

俺達の小隊は、慣れた道を軽装備で進んでいた。

ブッシュを進み、ベースキャンプから3kmほどの地点で、俺らの小隊は木陰で休憩をすることにした。

「マイク!タバコあるか!?」

俺はマイクからタバコを貰うとおもむろにジッポで火をつけた。

こうした死と隣合わせの戦場では、タバコはなくてはならないものだ。

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