《MUMEI》

塁羅はベッドに上に寝ている。


今夜中の1時−


塁羅は目を開けた。


すると、塁羅の上に覆い被さるように、綺嘉がいた。


塁羅は疲れていたので、反応が鈍り、何もしなかった。


ただぼーっとしていた。


「塁羅の血…美味しいだよね…。」


綺嘉は今日噛んだ首筋を少し舐めた。

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