《MUMEI》

「塁羅!どうしたんだ!」


ラルンが部屋の電気をつけた。


「がっ!」


『なっ!』


ラルンは特に驚かなかったが、勳羅と紫吾は2人の光景を見て言葉を失ってしまった。



他人の目からしてみれば、その光景は大人の世界に見えるだろう。


しかも、
それが
男同士なのだから…


驚いて当たり前だ。

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