《MUMEI》

どうせ出席日数は足りるから、
昼からの授業には出ないことにした。


売店でパンを買って、いつもの場所へ向かう。


ゆっくりと階段を上る。


ポケットの中の鍵を取り出し、鍵穴に差し込むと



カチリ、と音を立てた。


ドアノブに手をかけ、回す―…



ガチャっ!!



…………??


開かない…


俺は、鍵を抜いてドアを見つめる。



屋上のドア。


立ち入り禁止だし、使われてないはずなのに…。


鍵、かけ忘れてたか?



もう一度鍵を差し込み、ノブを回す。



キィ…



ドアは、鈍い音を立てて開いた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫