《MUMEI》

「塁羅は綺嘉に血を吸われただけです。」


「俺の可愛い塁羅が〜。綺嘉君と…。」


ラルンは呆れ、勳羅を引きずりながら、電気を消し部屋を出て行った。



「塁羅〜、今度いつ血を吸っていいんだ?」


「一生ないと思います。それより寝ますよ。」


綺嘉は納得しない顔をしながら、布団を被った。



塁羅、紫吾、綺嘉は静かにまた眠りについた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫