《MUMEI》 華穂さんとの話し合いが終わってから、翌日は、とにかく忙しかった。 特に、俺の家族、が。 高山家の方は、ほとんど問題無かったが、俺の家族は、志穂とはほとんど面識が無かったし。 相手が、あの高山家の娘と言うだけで、俺の家族はもとより、親戚も大騒ぎだった。 結納や結婚式をしなくていいと志穂から聞いて、一番安心したのは、俺の両親だった。 噂を聞いた同級生達も、驚いていた。 ただ、何故か健志だけは、納得していた。 それから、俺は志穂のマンションで、一緒に生活している。 祐希は、「職場が遠くなるから」と、相変わらずアパートに住んでいる。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |