《MUMEI》 エピローグ―俺達と志穂が出会ってから、何度目かの春。 桜をじっと、見つめている志穂に、祐希が、思い出したように、質問した。 「そういえば、志穂の初恋って慎なんだよな?」 「うん」 志穂は、頷いた。 「いつから?」 祐希の次の質問は、俺も気になっていた。 すると、志穂は、悪戯っぽく笑った。 そして― 「それは、秘密」 と言った― 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |