《MUMEI》 回想―小学生の頃― ある日の放課後、グラウンドのウンテイにて あれ?今からしょう君落ちる。 ふと思った。 ドサッ あ… いぃたあああぁぁいぃぃ!! ある日の登校中、教室へ向かう階段にて あれ?今日あゆみちゃん休む。 ふと思った。 教室に着きHRで先生が言う。 今朝方あゆみちゃんのおじいちゃんが亡くなり、あゆみちゃんは忌引きで休みだと。 ある日の中休み、教室でりょう君が言う あげパン食べたいな〜。 りょう君今日2つ食べられるじゃん。 口が勝手に喋った 今日あげパンなの?! えっと…わかんない…。 給食時間、そこにはあげパンが出てきた。 すげえ(笑) りょう君がそう言うと、顔をちょっぴり赤くした女の子が近づいて来た。 …りょう君、これあげる! りょう君のあげパンは2つになった。 ある日の学童保育からの帰り、幼馴染みのさつきといつもの公園を通っていた時 大丈夫、何もいないよ。 思わずそう言った。 よく、常人には見えない「何か」を見ては怯えていたさつき。 彼女がまた「何か」を見て怯える姿が一瞬浮かんだので先の言葉を口にした。 え?!…あれぇ…本当だ…。 さつきはそう言った。 次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |