|
《MUMEI》 現在女子キャプテンの光(ヒカル)先輩、マネージャーの茉奈(マナ)さん、同期のマネージャーの茜(アカネ)、同期の女子の中では間違いなく一番上手いだろう桐子(トウコ)、サユ。 で、お喋りしていると、時間になったので準備運動から始めるべく、全員でおおおーきな輪を作る。 男子キャプテンから掛け声と決められた準備運動が始まり、後は時計回りに順番。 この日体育館を共有する相手はバレー部のみだった。 ってことは…1コート半、広く使える事になる。 やったぁ。 ある程度進むと顧問がやって来た。 顧問はうちのクラス2-Eの担任、広田だ。 広田が来て部員みんなが挨拶をする。 とっくに練習を始めていたバレー部も、全員手を止め遠くから大きな声で挨拶をしてくれる。 これは体育館を共有する者のマナーでもあり、だから他教諭等が体育館に入って来ても生徒はしっかり挨拶をする。 …実はこれ、広田が来てから主にバスケ部とバレー部の間で「暗黙のルール」になったものだ。 でも本来は、清々しい健全なスポーツ少年らがとるには「当たり前」な行動なのかもだよね。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |