《MUMEI》

すると目の前には、上半身裸の紫吾がいた。


「あっ。」


塁羅の顔がほんの少し紅色に染まった。


『おはようガキ。』


「お着替え中、すみません!」


塁羅は慌てて、布団を被った。


『何やってんだ?男同士だろ。』


「そ、そうですね。」


塁羅は布団から少しだけ出た。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫