《MUMEI》

どうやら、俺らは前線部隊にされたらしい。

「クソッ!なんてこった!奴らは何も分かっていねぇ!」

思わず、本音が出てしまった。

多くの部下を失い、俺は冷静さを失っていた。

だが、ここは異国の地ベトナム。

どこにも逃げ場はない。

俺は、援軍を再編成した。

「みんな!日が暮れる前に塹壕を掘れ!一直線上にな!」

俺は指示を出した。

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