|
《MUMEI》 「俺はこの隊の隊長でよかった。」 「今更、何言ってるんだよ！？この隊の白人、黒人はみんな家族だ。水臭いぜ？」 本国は、黒人差別が激しいが、ﾍﾞﾄﾅﾑでは白人、黒人の差別はない。 実際、俺は白人、ﾏｲｸは黒人だ。 戦場で築きあげた信頼は帰国しても変わらないだろう。 「よし！各自、装備の点検をしろ！銃は徹底して掃除、弾丸は何よりも優先してもつように！点検が終わり次第塹壕で明け方まで待機！敵を迎え撃つ！」 俺にも隊長らしさが戻ってきた。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |