《MUMEI》

テンアは起き上がりながり言った。


「お、おはよう。」


するとすっと、ラミカがテンアのおでこに手を当てた。


「熱はないですね。良かったです。」


ラミカは手を離し、テンアに微笑んだ。


「誰だ、お前は?」


「私はラミカです。」


『ラミカさんはテンアをずっと看病してくれたんだ。』


「私が看病だと?なぜ私が?」

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