《MUMEI》

勳羅は塁羅は抱きしめ、頭を撫でた。


「勳羅…。」


塁羅はめちゃめちゃ嫌な顔をしていた。


「勳羅さん、おはようございます。」


『おはようございます。』


しかし、勳羅には聞こえないようにだった。


「あぁ〜塁羅、俺の塁羅。昨日のは俺の見間違いだったようだな。あぁ俺の可愛い塁羅、俺の可愛い子供。」


「勳羅、いい加減塁羅から離れて下さい。」

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