《MUMEI》

「ガサッ」

その時ブッシュをかきわける物音が聞こえた。

だが、この暗闇では敵かどうかは分からない。

俺はM16のセーフティーレバーを解除し、トリガーに指をかけた。

「ガサッ、ガサッ!」

物音は次第に近くなってくる…。

俺は部下に、照明弾を上げるよう指示した。

そして、息を潜めた…。

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