《MUMEI》 あれ、部室ってこんなに静かだったっけ? 先輩達はいないし、安西とおーちゃんは二人で進学講座で部活に遅れてくる。 藤田の馬鹿はチャラいグループとさっさと帰ったのを見てしまった。 俺はつまり、一人で部室にいる。 ホモ……俺の周りに多すぎやしないか。 俺は女が好きなつもり。……なんだけど。 ただ理解が深いだけで。 ………………誰か来い。 ……………………藤田。 「あああ〜〜〜〜もうッ!」 頭をガシガシ掻き毟った。 何故今あの馬鹿を呼んでしまったか! 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |