《MUMEI》
歩み2
テントの中にはいかにも大学生といった風貌な人達が20名近くいた。椅子に座らされ普通の雑談が始まり、学部や出身高校などを聞かれた。
すると、テント脇からいかにもリーダー風な人が来て、『こんちは、部長の涼です。よろしく』といってきた。すると、部長はサークルの説明をしてくれ、このサークルはみんな仲良く、絶対面白いよといわれて、入ってもいいかなと思った。部長が、『興味持ってくれたら入ってよ』と言ってので、『じゃあ入ります』といきおいのまま言ってしまった。すると、他のサークル員から拍手され歓迎されて、ちょっと嬉しかった。
そして、アドレスと電話番号を書き、帰ることにした。
家路に帰る途中、あんなに簡単に決めていいのかなと思いつつ、何故かワク×2してきた。
家につくと、冷蔵庫の中の冷凍食品を適当に食べ風呂に入り、明日も早いため寝ることにした。寝床に入ると携帯のバイブが鳴り、開いてみると、登録よろしく。部長の涼っす。と書いてあり、その後に明日の放課後、部室で一年生の顔合わせがあるとので来て下さいと書いてあった。
も〜顔合わせするだ。早いな。と思いつつ、楽しみな気持ちでいっぱいだった。

次の日、担任により、時間割の決め方や、学校に関する書類などが配付された。
一日中説明だったせいか相当疲れてしまった。正直すぐ家に帰りたいと思った。
しかし、これからサークルの顔合わせがあるのだ。学校のパンフレットで、部室を検索し、ゆっくりと歩いていった。

そして、部室の前にきた途端もの凄い緊張が走った。けれど、ここまで来て帰るわけにはいかないと思い、勢いで扉を開いた。
すると、約20人位の男女が立っていた。おそらくみんな一年だろう。みんな緊張している面影もなく、楽しそうに喋っている。
すると、扉が開き、部長が入ってきて『みんなきてくれてありがとう』といい、椅子に座り『一年生同士どんどん喋ってよ』と言われ、みな一斉に隣の人と喋った。
しかし、俺には、誰も喋りかけてくれない。俺も案外シャイだから喋りかけられない。 孤独感に覆われ、やっぱり入らないほうがよかったかなと思った。
すると、右端から一人の俺を見てか否か、一人の女性が声をかけてきた。『私は七奈。よろしくお願いします!名前なんていうの?!』と話してきてくれた。俺は、この時、本当に嬉しかった。
その女性は、目がクリクリしていて、タメとは思うない大人びたオネー系だった。

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