《MUMEI》
歩み3
『俺、斉藤清。・・』やばいその後の言葉が思いつかない。極度の緊張が襲ったのだ。そのままの状態で目が合ったまま時が停まってしまった。すると、女性は、何も言わないまま、俺に接したように他の人に喋りかけていってしまった。
もうダメ。第一印象最悪だなと自分を憎んだ。
その後も、みんな勢いよく、コミュニケーションを執っているなか、俺は、何もできなかった。
すると、部長が『じゃあ、そろそろ解散しようか』といい、みんな散っていった。

俺は帰り道、やってしまった。と情けなく思った。部屋に入っても後悔ばかりだ。

そもそも俺は、小さな時から人見知りし、シャイであるため、友達を作るのが苦手だ。けれど、仲良くなったらよく喋る。仲良くなるまでが問題なのだ。


そして、その後普通すぎる生活が、繰り替えれた。大学の授業も始まり、学部の友達も少しはできた。
しかし、サークルに関しては、何の連絡も無く過ぎていった。

いつものように授業を受けていると、部長から久しぶりにメールが来た。(今日の夜にみんなで飲み会しよう思いす。みなさん暇だったらきて〜返事下さい)と書いてあった。
俺は、正直行ってもよかったのだか、顔合わせ以来サークルの人と誰とも喋っていなかったので、言っても気まずいだろうと思い返事しなかった。
授業を終えて、家に帰ってテレビをみていると、部長からメールが届き、(今日はこないの?清以外全員来るって返事あったよ)と書いてあった。
俺は、このメールに動揺し、どうしたらいいのかわからなくなった。あ〜わかんね〜!
俺は、思った。飲み会だから、酒を飲んだら喋れるじゃないだろうかと。それでも喋れないならサークル自体辞めようと。
(わかりました。僕も出席します。)

そして、自転車をこいで集合場所に足を運んだ。すると40人位の人がいて、そそくさにその輪の中に飛び込んでいった。
そして、誰とも、会話をしないまま、居酒屋へ行った。
部長の乾杯の挨拶があり、皆一斉にお酒を飲みまくった。
俺も、負けじと一人で、飲みまくった。
すると、テンションが上がっていき、今なら誰とでも喋れると思った。
そして、俺は、隣の奴に喋りかけた。そいつは、すでに一年で、リーダー的雰囲気な面白いキャラの奴であった。
『俺、清。名前何ていうの?』
『清か〜よろしく。俺は、悟朗。お前、も〜酔ってるよな!』
『当たり前じゃん。てかお前も酔ってよるよな〜』

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