《MUMEI》
歩み4
俺は、急速に悟朗と打ち解けいった。こいつは気が合うと思った。すると悟朗は、一年グループが集まる中に俺を連れて行き、『こいつ清。めっちゃ面白い奴だぜ』と、みんなに紹介しやがった。
俺は、ムカツキもあったが、むしろ喜びの方が大きかった。
俺は、悟朗のお陰で、他の一年とも喋れるようになった。
俺は、悟朗の横にいることで、面白いキャラとして扱われた。
そして、飲み会もあと少しで終わろうかいうとき、一人の女性が喋りかけてきた。
『清、私覚えてる?』忘れるはずがない、顔合わせの時、喋りかけてくれた七奈であった。
『当たり前じゃん。七奈ちゃんでしょ!覚えてるよ』と甲高い声でいった。
七奈は、嬉しいそうな表情を浮かべ『良かった〜私、清に嫌われてるんじゃないかと思ってた。』
七奈は顔合わせの時、俺が、無愛想な応対をしたことを気にしてしていて、このようにいったのであろう。
本当に俺は、あの時のことが申し訳なく思った。
『全然、嫌ってなんかないよ。あの時は緊張してて、何にも言葉がでてこなかったんだ。ごめん』と正直に七奈に説明した。
七奈は嬉しいそうに『マヂで〜それなら良かった。てか隣座っていい?』
俺は、これは聞き間違いかと思った。
『ごめん聞こえんかった。もう一回いって』すると、七奈を口を膨らませ『意地悪〜』と言った。ちょっとした誤解をまねいてしまった。
俺は、やばいと思い、咄嗟の判断で、『喋ろう』と言った。すると七奈は、ニヤリと笑い『うん』と言い、俺の隣に座った。
俺は、本当に嬉しかった。可愛い七奈が隣にいるのだから。ありがとう部長。ありがとう悟朗。今日の飲み会に感謝感激であった。

『清って本当は面白い人なんだね。最初の印象と全然違〜う!』
『う〜ん、人見知りするから、なれてこないと面白いこと言わないんだ』何故か俺は、馬鹿正直にいった。『七奈ちゃんってホントいい人だよね!可愛いし』俺は、正直な気持ちをお酒の効力に乗せて発した。
『可愛くな〜い。まだまだ、ガキだよ〜!』と満面の笑みで返した。『清って彼女いるでしょ』いきなりの質問。
何だこの質問は!もしや俺に興味ありー!そんなはずないか。
『ん〜いたらいいけど〜』と悲しげな表情で返した。
すると、七奈は『ホントー絶対いると思った』と、何故か嬉しそうに言った。
『七奈ちゃんはもちろんいるよね?』俺は、ダメ元で聞いてみた。『いるよ。』

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