貴方の中の小悪魔
を知る神秘の占い《MUMEI》初恋
隣の男子は庄司大輝という。庄司は、今回のクラス替えで初めて同じクラスになった。だから庄司のことは、よく知らない。
「なぁ、名前は?」
庄司が、いきなり話しかけてきたので、私は、びっくりした。
『えっ。え〜と、田中麻里奈だけど・・』
「田中ねぇ〜」
『えっ何か・・?』
「いやっ」
庄司は、この日以外にも、よくはなしかけてくる。
『ねぇ、庄司ってなんで天然パーマなの?』
「うっせーーーー」
庄司のチャームポイント、それは、テンパということ。
-休み時間-
『天然パーマ!』
私は、庄司に言ってみた。
「なんだと?待て田中!!」
この日から、庄司との追いかけっこが始まった。
「おい」
『なに?』
「今日もするか?」
『もちろん!!』
このとき、私の心の中は、緊張より、嬉しかった。きっと、このときだろう。私が、庄司のことをすきになったのは。そしてそれは、私の、初恋だった。
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