《MUMEI》 「ポトッ…。」 熱帯の植物から垂れた夜露で俺は目を覚ました。 体中が痛い。 さらに、肩にも激痛が走る。 「くっ!どうやら、生きているみたいだな…。」 暫豪の中に一緒にいた部下はみんな戦死していた。 俺はヘルメットを被り、部下の遺骸からM16を手に取った。 暫豪から、顔をだす…。 辺りにはとても、この世とは思えない程の光景が広がっていた…。 前へ |次へ |
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