《MUMEI》

「…気持ちの整理ついたのかよ」





「まだついてないけどもう我慢出来ない、
いい子いい子して欲しい」





俺はスプーンを皿に置き、裕斗の肩を掴んだ。





「なー、裕斗は俺みてーなオッサンのどこに惚れてんだ?」

「全部だよ!なんでも好き!…好き…キスしてよ、キスしたい」





そう言うなり裕斗は俺のシャツを掴み素早く唇を合わせてきた。





舌先で唇をペロっと舐められて…





ドサッ!


「あ…」





裕斗の両手首を掴み上から見下ろす。





ずっと抱きたかった躰。




欲しい…。





乱暴に短パンとボクサーをいっぺんに剥ぎ取る。




俺もジーンズとボクサーを蹴りながらでたらめに脱ぎ捨てた。




シャツなんか脱いでる暇なんかねえ。





唇を乱暴に重ねながら腰を進め、脚を無理矢理持ち上げさせる。




すると硬く閉じたままの小さな密部の感触が俺の高まりに当たり、更に俺は我慢出来なくなって腰を強く動かしてしまう。




「ヒッ!アハぁ、ムリぃ!挿いんないって!」




「先端挿ってるって、はぁ、吸いついてくる…」




吸盤が先に吸いついてくる様な感触。




もう一つになりたくて堪らねえ。




「ごめん、挿れさせろもー欲しくて堪らん」



「イタイ!ムリい!何かつけてー!!」


「はあ、何かっつたってよ、はあ、あ…」





テーブルの上の食いかけのお粥…。





ヌルッ…




「あっ…あったかい…!アッ!くぅうん…」



「美味しい?」





中指にお粥をベッタリつけて入り口を擽った。




「何?アッ!ハァアッ…」




そのまま指を挿入する。
裕斗の密部はお粥のベタベタ感で、なかなか良い感じでスムーズに指を受け入れた。


更に指を二本に増やして
クチュクチュと左右に動かしながらまた聞いてやる。




「美味しい?」



「アハァ!美味しい…気持ち良いよー!!」


すると突然裕斗の躰が小刻みに震え、白い体液が勢い良く中心から飛び出した。



脱がせていなかった裕斗のシャツに豪快にかかってしまう。

「何だよ、早えーな」



「だって久し振りなんだもん、強烈だよー」



俺自身にもお粥を塗る。


ちょっとなんか不思議な感触…。



「もっと強烈にイかしてやるよ」




裕斗の脚を抱え腰を進める。


ぬるぬるした感触のおかげで今度は自然に密部に吸い込まれる。


「ハァアッ!秀幸っ!秀幸っ!」



今度は背中にガッツリ腕を回されきつくしがみつかれた。


ゆっくりと一つになりながら又深いキスをする。



――愛しくて愛しくて堪らない。


可愛いくて綺麗で…




俺も裕斗の全部が愛しくて堪らない。

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