《MUMEI》

鏡に映った私の顔には



くっきりと、傷跡が残っていた。

予想していた以上に、

…目立つ。

私は、小さくため息をついて、服を脱ぎ始めた。

普段私は、タートルネックか、シャツのボタンを一番上まで止めて、特に、上半身の露出を控えていた。

服と下着を脱いだ私は、バスルームへと向かった。

お風呂は、好きだ。

でも…



嫌いな、時間でもある。

私は、バスルームに入る直前、鏡を見て、呟いた。

「…汚い、体」

―と。

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