《MUMEI》 ―日曜日 今日は一葉を誘ってデートだ。 前から一葉と二人で話がしたいなって思ってた。 今、一葉のリクエストで○スドに来てる。 (某人気ドーナツショップより) 「んまい。久しぶりに食べたぁ。」 一葉は客観的に見ても…かわいい。 涼ちんも言ってた。 でも、不思議と嫌じゃないんだよね。 『そうだ、CDありがとねっ。かなりハマッた!』 「ホント?良かったぁ〜。洋楽は聴かないんじゃないかって、さつきに言われてさぁ。」 そして、意外にも古着を着こなす。 『ぶっちゃけ聴かない(笑)だけどこれはめちゃくちゃ良い♪』 「何曲目だったかなぁ、最後の方の、○ood riddance。あたしあれが好き♪」 更に意外な事に、パンクまで聴く。 『あのバラード調のだ?』 「うん!あぁなざたーにんぽぉいんあ んーんん〜んんっん〜…てやつ…。」 なにこれ。 母性本能くすぐられる。 『あはは。他にどんなの聴くの?(笑)』 「ごめっ…歌詞わかんなくて、はは。えーと…○asis、○eatles、○ON JOVI、新しいとこで○WE FOUND GLORY…」 『○ートルズとか渋っ。あと頼むからじゃぱんのでお願い出来るかしら。』 「え、あ、そっか。えと…○ルハ、○IR、○ITTERIN'JINN、○UPER CAR、○イラバ、○リグリ、○リカム、…と○スチルとか○pitsとか。…どお?」 『○ルハ良いよね〜♪○スチルとかこの際意外だわ(笑)』 幅に境界線がないのね。 「うん!ね!○ルハも○スチルも、歌詞が良い!」 音楽の話も良いけど… でも、今日は一葉に聞いてみたい事があるんだ。 『一葉、もし良かったら全部貸して♪』 「ホントに?…いや、うん、なんか嬉しい!!」 『嬉しいとかなんで(笑)』 「あ…内緒、へへ。」 アタシが知らないのを全部借りられる事になった。 一葉の色々を知りたくなる。 あ、やらしい意味じゃなくて。 ○スドから出ると今度は服の話になって、お互いがよく行くショップを紹介しあって買い物をした。 そして今は観光名所にもなっている大きな公園で、ストリートライブをしている若者達が繰り広げる音をBGMにベンチでまったり。 一葉、ここからが本題ですよ。 前へ |次へ |
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