《MUMEI》 (そろそろ…行ってみようかな?) 部屋の時計が六時半になったのを確認して、私は部屋を出た。 ダイニングキッチンからは、炊きたてのご飯のいい匂いがしていた。 私は、卵を三つ取り出し、玉子焼きを作り始めた。 ちなみに、高山家の玉子焼きの味付けは、砂糖と醤油で、甘さはやや控え目にしていた。 玉子焼きを作ると、食べやすい大きさに切り分けて、皿に盛り、大根卸しを添える。 それから、昨日作っておいたほうれん草ともやしのゴマ和えを、小鉢に盛り付けた。 後は、漬物と、海苔を用意して… (よし) 朝食の支度ができたところで、私は、慎君と、祐希君の泊まった部屋に向かった。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |