《MUMEI》

「私、…帰りは、貴子ちゃんに迎えにきてもらうから…
この時間なら空いてるって、言ってたし…」

「そっか…」
慎君は、引き止めなかった。
その後、慎君は、一人でバスに乗りこんだ。

実は…

貴子ちゃんは、この時間、龍平さんとディナーを楽しんでいた。

私は…バスの最終便で駅まで行くと、その日は駅前のビジネスホテルに泊まった。

そして、始発で帰り、マンションで着替えてから、仕事に向かった。

ずっと、

慎君の唇の感触と

告白が

頭から

離れなかった

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