《MUMEI》

何か私に対して知っていることがあれば教えろ。


ーー……。


もう声は聞こえなくなっていた。


「テンアちゃん!早くおいでよ!」


アキラは大きく手を振り、呼んでいた。


「あぁ。」


テンアは精一杯頑張り、ユージたちに追いついた。


「あっ!見えてきましたよ。」


ラミカが指を指しながら言った。

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