《MUMEI》

ラミカは笑顔で言い、ドームに向かって歩き出した。


俺たちもラミカに続いて歩き出した。


『それにしても立派だな。』


「ホントだね。」


「テン?」


テンアは立ち止まり、ドームを見つめていた。


このドーム…
私…
なぜか知ってる…


昔誰かが…


「テンアちゃん?」

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