《MUMEI》 「あ〜面白かった!ありがとね♪」 あたしは着物女性が倒れるかのように華麗に倒れた結衣ちゃんに、駆け寄って肩を貸しながら歩くように走った。 篠崎は「最後まで頑張れ!」と二人の前で声をかけながら走った。 楽し〜。 サユは余裕で予選突破。 サ「あんたら最高だったわ(笑)」 結「でしょ♪次200m、一葉と葉子ちゃん頑張ってよ!」 篠「俺ら必要なら言って♪」 『へーきっ。』 葉「要らない。」 午前の部は男女共に個人競技。 それぞれ人が多くて組に分けてタイムで決めるんだけど、葉子ちゃん… めちゃくちゃ速かった!! 予選突破。 あたしも残ったけど、タイム的には3人中3番手。 さつきの800mも、予選突破。 …凄いかもしれない、このメンバー。 『んめぇ。』 ナ「ヤギが居る。」 さ「菜緒子のでっか!(笑)」 佳「さつきは少な過ぎ(笑)」 サ「佳代のかわいい!」 結「サユ声でかい。」 葉「…なにこれ。」 全「でっか!」 お弁当の話。 サ「ねえ、あの人達かっこ良くない?」 佳「ホントだ、かっこ良い!」 結「あの女の人も超かわいい!」 さ「あ。」 ナ「あ!!」 葉「あ…。」 ? 「腹減ったから飯食って来た(笑)」 はい? 「ごめん、もう終わっちゃった?」 『…カズ兄!!』 てか… 『なにこの人数?!』 カ「ん?行くって言ったじゃん。声掛けたらいっぱい来た(笑)みんな北中出身♪」 ナ「お兄さん!!」 さ「あんた芳人くんは?(笑)」 サ「え、あの一樹くん?!」 佳「うっそ、こんなかっこ良くなったの?」 結「一葉のお兄ちゃん?!」 葉「っぽい…見た事あるかも。」 カ「みんなこんにちは♪ほら、これお土産。」 ほんっとに愛想の良い…。 だから嫌だったんだよね、容姿で比べられるもん。 カズ兄も学童に通ってたから、佳代とサユは小学生のカズ兄を知ってる。 「一葉ちゃん♪」 『…あ、お久しぶりです!』 「一樹の妹?」 『始めまして…。』 「え、この子?かわい〜♪」 『どーも…。』 男女総勢13人。 …やってくれた。 前へ |次へ |
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