《MUMEI》
カイシ
「武器選んでからでいいですか?」

「うん、いいよ」

許可が下りたので選び始めた

あたふたしていると、

「さっさと決めてくれないか?」

今まで黙りを決めていた女の子が初めて口を開いた

「すいません、じゃあ、これにします」

僕は木刀を手に取った

女の子の片眉がピクリッと動いた

「それでいいのか?」

「ええ、これでお願いします」

「・・・理事長、双方準備ができたので、始めてください」

「じゃあ、始め」

すぐ始まった

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