《MUMEI》
イキラレルノカ?
女の子は鞘から刀を抜いて、正眼に構えた

「私は三年Β組の六道凜月。お前も名乗れ!」

・・・・六道凜月!?今名乗ったら確実にヤバイよな?

「・・・勝負が終わったら、名乗ります」

「ふん、まあ、いい。さっさと構えろ!」

木刀を構えると、すぐ突きを首に放ってきた

「!?」

木刀で側面を叩いて逸らした

「あ、危ないな〜。急所を狙ってくるなんて!わっ!?」

「素人じゃないなら、手加減無用だ」

どうやら闘争心を駆り立てたみたいだ

・・・・どうしよう、刀を奪う前に生きていられるかな?

そんなどうしようもないことを考えてしまった

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