《MUMEI》

「あぁ。その話どこで聞いたんだ?」


「魔族のお爺さんに聞いたんです。でもそのお爺さんも誰かに聞いたようでした。」


「そうか。」


「あっ!嘘かも知れないんで信じないで下さいね。」


「あぁ。頭の端に置いとく。」


「そういえば、準備しなくていいんですか?」


「そうだったな。早く準備しろ。」


「うん!」


俺たちは1日だけ寝た部屋に戻った。

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