《MUMEI》

「よし、これで全部っ…」

僕はバイクの籠に入るだけの商品を詰めた。


注文商品を次々に集配して行く。

今日は仕事のペースが速いおかげで、いつもより早くサザエさんに会えそうだ。


胸の鼓動が高鳴る。

まるで初恋に焦がれる中学生のような気分だった。


目の前に磯野家が見えてくる。

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