《MUMEI》

「おい、サザエさん!サザエさーん!?」

しかし茶の間には誰もいない。


次の部屋に向かおうとしたとき、足元におかしな跡を見つけた。

その跡は赤い線となって、押入れから部屋の出口まで続いていた。

「何かの線……いや…引きずった…跡!?」

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