《MUMEI》 心配そうな表情でタイ子が覗いていた。 「どうしたの?何か悪いことでもあったの?」 「どうしたもこうしたも、マスオさんったら… 殺しちゃたのよ…母さんを…」 「あらぁ…それはお気の毒ね、少し計画が狂っちゃうんじゃない?」 「狂っちゃうも何も、犯人役が一人死んじゃうじゃ… 困っちゃうわよ…ねぇ。 あぁもう、なんであんなに使えない人なのかしら? 紐もろくに結べないなんて、力加減くらいしなさいよねぇまったく!」 前へ |次へ |
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