《MUMEI》

慌ただしく署内が動き出した。

どっしりと両肘をついて座る小五郎と…

俯き涙を流すノリスケと…

コナンだけが取り残される。



「ノリスケさんあなた、場所を知っているんじゃないですか?」

「グスッ………グスッ…」

「…先ほどの話、不動産の箇所は嘘です。」

「…えっ?」

「あぁでも言って仕事をさせに行かないと、この場から離れてくれませんからね。

…私とあなた…2人だけで…………非常に重要な話をしなければなりませんから…。」

「…何の話です?」

「サザエと海平の関係です。」

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