《MUMEI》 数日後。 「えぇ?!」 見知らぬ部屋のベッドの上で、大志は目を覚ました。 何故か、激しい頭痛がした。 そこは、明らかに、大志の住む安アパートではない、高級マンションの、…寝室だった。 「ん…何…もう、朝?」 隣で、目を覚ましたのは… 果穂だった。 起き上がった果穂は、何も着ていなかった。 「うわぁ!」 ちなみに、驚いた大志も、裸だった。 果穂は、笑いながら、 「初物の割に…良かったわよ。 うん、上出来。 ご馳走様」 と言った。 大志は反射的に、 「あ、お粗末さまでした」 と答えた。 前へ |次へ |
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