《MUMEI》 『こ、こんにちは…はは。』 「?…あぁ、ん〜と…一葉ちゃんだ?♪」 『はい、お久しぶり…です。』 …真治くん。 「だね〜♪教室ここなんだ?」 『はい。』 痛いっ。 サユに催促された。 『あの、こっち、友達のサユです。』 サ「こんにちは!」 真「こんにちは。二人とも、身長一緒♪」 要は、仲介に使われた訳…だ。 それでも良い感じに会話は弾んでいった。 サユも楽しそうで…良かった。 真治くんが余計な事を言い出すまでは。 真「あはは、一葉ちゃんてかわいいよね♪」 ホントに止めて欲しい。 「お前ら、部活は?遅れるぞ。」 『篠崎っ…!そうだよサユ、行こう!』 グッドタイミング! さすが篠崎!! サ「え〜…わかった。真治くん、またね!!」 『あ、真治くんっ。部活あるんで行きますっ、ありがとでした!』 真「…そっか、またね♪」 サ「最悪!ホンット空気読んでよ篠崎!!」 篠「俺、かなり空気読んだよ?♪」 サ「てかなんで居るの?!」 篠「だって、掃除当番だし?」 サ「あぁ、もう!一葉も…良いとこ持ってってずるい!」 『ごめん…。でもサユ、…気にしたら負け!あの人は、誰にでもああ言うの。』 サ「あ〜…。正直、そんな雰囲気は感じてた(笑)間違いなくチャラいよね。」 『うん、はは。でも良い人なんだよ?だからサユ、今後はその辺見つけて行こうよ♪』 サ「なんか誤魔化された気もするけど、うん、燃えてきた!ちょっと頑張ってみる♪」 篠「よくわかんねぇけど、俺も応援する♪」 サ「篠崎は余計な事だけはしないでっ。一旦家帰るね、じゃね♪」 篠「なんだよそれ。」 『うん、後でね〜。』 前へ |次へ |
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