《MUMEI》
-学校-
「輝くん、学校は?」

「‥」

「また行かないの?」

「またって‥行ってんじゃん」

「お昼だけじゃないのよ」

「まあ‥」

「成績いいんだから、ちゃんと出席してね。みんなが真似しちゃうから!昨日も先生から電話あったのよ?」



とゆうより昼に近いけど
毎日毎日この会話

どちらかといえば
甘くて、
教育熱心なわけでも
英才教育なわけでも
ないのだけど
一応
俺らの母だから
授業に出席しろとゆう。
昼から学校に行って
寝てるだけだから
あまり意味もなく
俺の本業は
スケ-タ-とオ-ナ-だと
思ってるし。
むしろ学生はバイト。
一応こんなでも
成績はトップだし。


-ガラガラ-

「ッおヒカル君の遅出勤〜!」

「‥お前うるせ-‥声がでけぇ-‥」

「だってだって-会いたかったも-ん!」

「気持ち悪い、お前は俺の女か‥」

「ッえ俺ら親友でしょ!?」

「ゆってろ‥」

「あ-輝だあ---!!!!!!」
「‥莉奈、お前も‥」

「ッえつ-か何日ぶり?」
「‥覚えてねえ-」

「久々じゃ-ん!元気元気!?」

「‥お前らが元気過ぎなんだよ、静かにしろ」


こいつ
俺を見るたびまるで彼女かのように駆け寄ってくる賢司
それでこのうるさい女が
莉奈

同じクラスの連中

「やっぱり手ぶらなんだ、相変わらずだね」

忘れてた
こいつは綜二郎
唯一部活に入ってる奴
幽霊部員だけど

「‥ッあ‥」

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