《MUMEI》
オワッタケド・・・・・・
「はい、そこまで!!」

理事長の声がかかった

「いや、すごいね〜、涼哉君。まだ三分経ってないよ?」

「・・・理事長、そんな十代のような顔しないでください」

「ごめんごめん。でも、おもしろかったよ」

・・・・この人はいろんな意味ですごい

「おい!」

後ろから声をかけられた

「刀を返せ!」

返してあげた

「それって、浅影(あさかげ)だよね?」

「知ってるのか?」

「うん、通ってた道場にあったから」

「そうか・・・・・・って、お前の名は?」

「並木涼哉。クラスは二年Β組です」

「並・・木・・・涼・・哉?」

「ええ」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

何やら不穏な空気が流れ始めた

「並木涼哉、お前を殺す!!」

案の定斬り掛かってきた

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫