《MUMEI》

「ちょ、ちょっと待って!」

「・・・一度ならまだしも二度も・・・許さん、問答無用!」

刀を薙いできた

「聞く耳持たずかよ!」

思わず声に出してツッコミを入れてしまった

「ふふふふふ、この時を待ち侘びていたぞ」

「もしもーし、聞こえますか?」

「この手で成敗できることを」

・・・・ダメだ。聞こえてない。刀を返さなければよかった

チラッと理事長の方を見ると笑ってこちらを見ていた

「理事長!呑気に見てないで、止めてください!」

「ん?怪我するのは嫌だし、あんなの止められないよ」

「怪我するのは誰でも嫌です!」

・・・・この人は助けてくれないか

仕方がないので、体育館から出ることにした

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫