《MUMEI》
制圧
ザルエはウールに今までの出来事をすべて話した…

「ザルエ…変わったね?」

「そうか?」

「うん…結構変わったよ」

「ところで…良いのか…死界に帰らなくて?」

「私は帰らないよ」

「カトールの爺さん心配してたんだろ?」

「私は御爺様の人形じゃないよ…だから帰らない!」

力のこもった顔つきでウールは言った
その言葉にザルエはなにも言わずに頷いた…
そして…外が騒がしくなり始めた…

「ザルエ、ウールちゃん」

勢いよくリツが部屋に入ってきた

「嫌な匂いがする」

そう言ってザルエは外を見た…
外にわ死十鬼兵の部隊が町を制圧していく様だった…

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